XMTrading(以下XM)の【口座タイプ】の選択で必ずといっていいほど「その違い」が気になってしまうという、
「スタンダード口座」と「マイクロ口座」の違いを解説します。
どっちを選ぶべきか?の結論を先にいっておくと「スタンダード口座」でOKです!
本番はスタンダード口座、トレードの検証用はマイクロ口座と覚えておけばよい。
スタンダードもマイクロもボーナスはもらえます!
スタンダード口座とマイクロ口座の違い
XMでは口座開設するとき、あるいは追加口座を申請するときに4種類の口座タイプから選ぶことになりますが、
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- XMTrading Zero口座
- KIWAMI極口座
通常選ぶことになるのはスタンダード口座です。
しかしスタンダード口座と似たスペックを持つマイクロ口座との違いはどうしても気にはなってしまいますよね。
簡単に「マイクロ口座」の特徴を述べると、
マイクロ口座は少額用の口座、ということで覚えておけばいいです。
デモではないけれど練習用の口座といういい方もできます。
スタンダード口座とマイクロ口座の最大の違いは1ロットあたりの取引量が違うことにあります。
FXブローカー側の説明でいうコントラクトサイズ(契約規模)の1ロットにおける数値が違うのですね。
▼XMの口座タイプごとのコントラクトサイズ
スタンダード口座 | マイクロ口座 | XMTrading Zero口座 | KIWAMI極口座 |
1ロット = 100,000 | 1ロット = 1,000 | 1ロット = 100,000 | 1ロット = 100,000 |
スタンダード口座では1ロットが10万通貨であることに対して、
マイクロ口座では1ロットが1,000通貨です。
- スタンダード口座(とXMTrading Zero口座では)1ロットが10万通貨
- マイクロ口座の1ロットは1,000通貨
※ドル円などの為替ペアの場合であって、特殊なカテゴリのCFD銘柄は除きます
マイクロ口座では、1ロット未満の「0.1」「0.01」にロットを指定してオーダーすることによって極小ポジションで取引することができるということになります。
※マイクロ口座で0.01ロットの取引はMT4口座のみです。
マイクロ口座
- 0.1ロットは100通貨、
- 0.01ロット(MT4口座のみ)は10通貨
マイクロ口座とスタンダード口座のロット比較表
マイクロ口座 | スタンダード口座 |
0.01ロット = 10通貨 | 0.01ロット = 1,000通貨 |
0.1ロット = 100通貨 | 0.1ロット = 10,000通貨 |
1ロット = 1,000通貨 | 1ロット = 100,000通貨 |
10ロット = 10,000通貨 | 10ロット = 1,000,000通貨 |
まとめると、マイクロ口座は極小で取引することができる練習用の口座に最適だということですね。EAを使うトレーダーにも検証用口座としてマイクロタイプの口座は人気です。
マイクロ口座の価値とは?
以上のように、スタンダード口座にはない「マイクロ口座」の利点としては、
マイクロ口座では100通貨、10通貨単位でポジションが取れること。
10通貨単位から取引できるFX会社は国内FXではあまり見かけません。そのように考えればマイクロ口座も貴重な存在ではあります。
XMはスタンダード口座を選んでおけばよい
スタンダード口座かマイクロ口座の「どっち?」の結論をズバッというと「スタンダード口座」がいいです。
マイクロ口座のまま練習していき、もし本格的にトレードをしていくことになった場合、1ロットが1,000通貨というのは少ないですね。
マイクロ口座であっても10ロットに指定することによって1万通貨以上で取引することはできますが、
ロットの基準がややこしいので、続けて取引するためにスタンダード口座を追加口座として開設するということにはなると思います。
そうであるならば最初からスタンダード口座でええやん、というシンプルな理由です。
ただしスタンダードの1ロットである100,000通貨はFXではかなり大きなロットとなるので0.1や0.01ロットからの注文で調整すること!
XMのスタンダード口座であっても1,000通貨(0.01ロット)単位からトレードはできます。
どのくらいの少額取引を求めるのかにもよりますが、スタンダード口座の1,000通貨でも十分少額だと考えています。
あとから追加口座によってほかの口座タイプを開設できる
スタンダード口座、マイクロ口座のどっちを選ぼうとも、XMでは追加口座の開設がワンクリックでできるので、
最初に選んだ口座タイプがどれであろうとも問題になることはないです。
追加口座によって「口座タイプ」と「MT4かMT5か」はいつでも乗り換えが可能!
もちろん追加口座の開設は無料で、本人確認書類の再提出もありません。

XM会員ページで「追加口座を開設する」 を押すだけ。
XMの口座タイプは途中で変更できないが、いつでも会員ページからほかの口座タイプを「追加口座」で開設できる
「XMTrading ZERO口座」と「KIWAMI極口座」
「XMTrading ZERO口座」については、スプレッドが狭い口座タイプであってスキャルピングなどに特化した口座タイプということになります。
最大レバレッジは500倍で、スプレッドが狭い口座タイプですが手数料が外だしでかかります。
手数料は100,000ドルの取引に対して5ドル。発注と決済のそれぞれにかかります。
入金ボーナスはもらえず「XMTrading ロイヤルティプログラム」によってのポイントも獲得できません。
「XMTrading Zero口座」について:XMのゼロ口座(XMTrading Zero)とは?本音をまじえて解説
2022年10月末に「KIWAMI極口座」が登場しました。
KIWAMI極口座はスプレッドが狭い口座タイプで、スワップなし、最大レバレッジ1,000倍、外だしの固定手数料なしとなりますが入金ボーナスをもらえません。
XMTrading ZERO口座とKIWAMI極口座はともに入金ボーナスはもらえませんが、口座開設時にもらえる「13,000円の取引ボーナス」は使うことができます。
XMの優位性 | ロットをこまかく注文できる
XMではマイクロ口座を使うことによって10通貨(0.01ロット)からの取引が可能!
スダンダード口座であっても1,000通貨(0.01ロット)からの取引が可能です!
一部の大手国内FXでは1万通貨からしかポジションが取れないので、
XMのスタンダード口座でさえ1,000通貨から取引できることを考えると大手国内FXは不親切です。
1万通貨からの場合、たとえば1万5千通貨といったポジションのオーダーもできません。1万通貨単位でぶつ切りされた注文しか出せないのです。
国内FXではレバレッジ規制によってまとまった資金がないとFXできないことも弱点でしたが、
大手の国内FXであってもSBI FXトレードのように1ドルからの取引ができるところもあります。
1万通貨より小さいポジションを取れる業者はトレーダーに配慮がなされていますね。
XMの「ロット数の増加ステップ」は0.01ずつ調整できるので、
1万2千通貨(0.12)や10万5千通貨(1.05)のように注文をこまかく出すことができます。
スタンダード口座とマイクロ口座はボーナスを受け取れる
スタンダードとマイクロは、口座開設ボーナスと入金ボーナスの両方を受け取ることができる口座タイプです。
口座開設(未入金)ボーナス | 入金ボーナス | |
スタンダード口座 | ||
マイクロ口座 |
XMのスタンダード口座とマイクロ口座の違いのまとめ
マイクロ口座とスタンダード口座のロット比較表
マイクロ口座 | スタンダード口座 |
0.01ロット = 10通貨 | 0.01ロット = 1,000通貨 |
0.1ロット = 100通貨 | 0.1ロット = 10,000通貨 |
1ロット = 1,000通貨 | 1ロット = 100,000通貨 |
10ロット = 10,000通貨 | 10ロット = 1,000,000通貨 |
1注文ごとのロット制限:100ロット | 1注文ごとのロット制限:50ロット |
まとめるとXMのスタンダード口座とマイクロ口座の違いは1ロットあたりの取引量が違うだけです。
- ほかのこまかい違いとして「1回の注文ごとの最大ロットの制限」がありますが、ここは気にしなくていいです。
関連記事:【XMのポジション数のルール】と「保有する銘柄の選び方」のコツとは?
- 「レバレッジ制限」についてはスタンダード口座とマイクロ口座は同じです。
関連記事:XM(海外FX)にレバレッジ制限あり!
XMの口座タイプは、よほどの理由がないかぎり最初は入金ボーナスがもらえるスタンダード口座を選んでおけばOKです。