海外FX業者について

【優良な海外FX業者とは?】ブローカー選びの注意点と安全な業者とはなにか!?を解説

海外FXする上で重要なことは「安心してトレードができるか」ということです。

ハイレバレッジや追証なしなど、海外FX特有のメリットがある一方、

出金拒否はもっとも不安なことではないでしょうか。

そこで、このページでは「健全に運営されている海外FX業者の選び方」について解説します。

このページの基準を満たしている海外FX業者を選ぶことによって安全度は増します。

実績がないのにサービスが過剰な新興FX業者と世界に顧客がいるわけではない海外FX“風”業者には注意が必要です。

優良な海外FX業者とはなにか?選び方の基本

正しい海外FX業者の選び方

前提として、資金力やどんなトレードスタイルなのかによってFXになにを求めるのかは個人によってかわってくる話なので、誰にとってもオススメのFX業者なんてありません。

ただし健全に運営されている海外FX業者の目安はあり、最低限の必要知識は持っておかないといけないということ。

安全な業者とはなにか?

みるべきところは以下!

運営歴が長いか

FXブローカーの運営歴が長いか

まず見るべきは、運営歴が長いかどうかです。

FX業者(ブローカー)は築き上げてきた信用がすべてです。

このことは国内海外問わずにいえること。

海外FX業者となると、厳しめに見積もって10年以上は健全に運営を続けていること。

今から8年ほど前の、2015年スイスフランショックを生き抜いた業者であれば信用は少し増します。

ここが撤退したらその業界自体が終わるだろうというようなFX業者から利用します。

みんなが使っているか

そのFX業者をみんなが使っているか

次に「みんなが使っているか」です。

利用者が多いかを見ること。単に有名な業者であるということでいいです。

みんなと一緒というのは抵抗ある人もいるかもしれませんが、

みんなが使っているということは業者が儲かっている→倒産しにくいということです。

使っている人が多いということは、

万が一、業者に悪徳性があった場合に、発見され議論されやすいといえます。

みんなから監視されていて、このSNS時代にはすぐに拡散される!ということ。

 

そのみんなが「出金」もしています。できなければ騒がれます。

ですから孤立しないように素直に大手・定番のFX業者から使うこと。

 

利用者が多ければ、先に多くの事例があってトラブルは解決しやすい。

利用者が多いかどうかは、知名度があることと同義と考えていいし、上記の「運営歴が長いこと」とも一致してきます。

マイナーなFX業者は情報が上がってきません。

EAを使う一部の玄人トレーダーは自分だけが良いと知っている(英語ページのみの)FX業者があったりするものですが、それはベテランの話。

そのようなFX業者を初中級者が使うには入出金方法に苦労します。

システムを自前でやっているか(ホワイトラベルではない)

システムを自前でやっているかのイメージ

FX会社では、システムを大きなFX会社から借りて独自ブランドとしてFXサービスを提供する「ホワイトラベル」という仕組みがあります。

大元のFX会社を親とするならばホワイトラベルは子みたいな扱いとなっていますので、

どうせ海外FXトレードをするならば自前でシステムを用意できている大きなFX業者から利用したほうがいいですね。

関連会社(を含めて)複数の国の金融ライセンスを取得しているか

金融ライセンスイメージ

とくに重視するのは以上のことまでですが、くわえて見るべきは、やはり「金融ライセンス」です。

海外FX業者は、より多くの国に対してサービスを提供するために、建前上、会社を分けて運営されていることがあります。

建前上は別会社ということになっているのでくわしくは触れませんが、海外の小さな島国の金融ライセンスを取得しているだけではなく、

関連会社または母体となる会社が、英国のFCAといった権威ある金融ライセンスを所持していて世界で広くサービスを提供しているかなども一応チェックです。

 

とにかく、ほかの国にも顧客がいるFX業者のほうが良い。 グループとしてブランドが同じである以上、特定の地域にだけ不義理を起こしてブランドを傷つけることは考えにくいからです。

海外FXのレビューサイトを参考程度に見る

参考程度にネットの海外FXレビューサイトを見る

参考程度に海外FXのレビュー(口コミ)サイトである FPA(フォレックス・ピース・アーミー)を見てみるのもいいです。

「日本のレビューサイトではない」というところがポイント。

FPAは日本人レビューがほぼないので、より海外FXトレーダーの本音を知ることはできます。

ただしこのようなサイトを見る際には広告表示(AD)に注意です。

まとめ:海外FXの安全である可能性の高い業者

安全にトレードできるであろう海外FX業者の選び方をまとめると、

  1. 運営歴が長いこと
  2. 利用者が多いこと(知名度があること)
  3. システムを自前でやっている(ホワイトラベルではないこと)
  4. 関連会社含めて金融ライセンスを複数所持している
  5. 参考程度に海外FX口コミサイト FPA の評価をみる

多くに該当するのは Exness と XMTrading ですが(ほかに IC Markets など)、FX業者になにを求めるのかによってはかならずしも全部を満たす必要はないですね。

海外FXのブローカー選びの注意点

海外FX業者を選ぶ上で注意すること

新しいFX業者には警戒することですね。

「運営歴が長いこと」とは逆のこと。

 

もちろんそのような新興FX業者が真面目で上質なサービスを提供し続ける可能性だってあります。

ただしこればかりはわからないことで、自分が人柱になる必要はないということ。

昨今、利用するFX業者の選択肢が多くなっている以上、新興FX業者をあえて使う理由はないのではと思います。FXは大事なお金を入れるわけですから。

海外FX“風”の業者にはとくに注意。

拠点は海外だとしても特定の地域にだけ(日本市場にだけ)サービスを提供しているところは警戒します。

ボーナスが高額な新興FX業者に注意

新興業者はボーナス制度が魅力的なことが多いです。

ボーナス額が異常に多いような業者はとくに注意が必要。

本人確認書類を提出(KYC)することに抵抗がなく、ほぼボーナスだけでノーリスクトレードができるといった使い方によってはありだとは思います。それでも信頼できそうなところのみですが。

ボーナスで客引きをするだけして、出金までを含むFXサービスをきちんと長く提供できないのならば意味がないのです。

いずれ収穫フェーズに移行してくるかもしれない…

海外口座は大きなお金を入れないようにして、いつだって最悪な事態を想定して利用することですね。

 

ボーナスもそうですが、多くのトレーダーはFX業者になにか制限や改悪があったりすると文句をいいたくなってしまうものですが、過剰なサービスのほうが危険だったりします。

初心者はA-BOOK・B-BOOKという用語を気にしすぎないこと

FXのA-BOOKとB-BOOKという用語について

初心者はA-BOOK、B-BOOKだとかの用語を気にしすぎないほうがいいと思います。ECNといった言葉もそうですね。

ここではA-BOOK、B-BOOKについての詳細は省きますが、

いわゆる「受けた注文をマーケットに流さずに呑んでいることが悪」というこの手の論争に参加してしまうと迷宮にはまってしまいます。

ちなみに国内大手FX会社は全部、注文を内部で呑むタイプのB-BOOK(DD方式)です。

というか国内FX・海外FX問わずに有名なところは通常は呑みの仕組みが採用されており、顧客同士の売りと買いの注文をぶつけ合って、ポジションが一方に偏った場合にどう処理するのかがFX業者の判断となります。

カバー先が呑んでいることもありますし、そもそも流動性のほうが大事であり、そこまで呑みが悪いとするならばFXなんてとっととやめて「株(取引所取引!)」をやるべきなんです。

そして注文を呑んでないとされている玄人ブローカーを使ったところで、FXで勝ててないのなら意味がないし、

同じような話で、利益を出せてもない段階から税金の心配をすることもナンセンスです。

 

気にすべきことは、そもそも「勝てるようになるということ」と、慣れてないうちから「FXに大きなお金をぶっこまないこと」です。

優良な海外FX業者とは?安全な業者の特徴まとめ

安全な優良業者の見つけ方の要点まとめ

まとめとして、健全に運営されていて安全度が高い可能性のある海外FX業者のポイント5つ、

  1. 運営歴が長いこと
  2. 利用者が多いこと(知名度があること)
  3. システムを自前でやっている(ホワイトラベルではないこと)
  4. 関連会社含めて金融ライセンスを複数所持しているかを見る
  5. 参考程度に海外FX口コミサイト FPA の評価を見る

そして世界に顧客がいて、公開されている情報から取引量があるとわかるFXブローカーであることです。日本だけを顧客ターゲットにしていないこと

真の結論として「誰にとってもオススメできるFX業者なんてない」です。…が、

ひとついえることは海外FX初心者と多数派トレーダーにとっては、

上記5つのうち上から4つを満たしていること、この基準で選べばよいです。