このページでは私が考える「なぜFXなのか?」について書いています。
株式投資、仮想通貨、投資信託やETFなど、あらゆる投資と呼ばれるものをひととおりやってきて、私はインデックスを積み立てたうえで、FXにも集中するということに落ち着きました(FXは投機ですが)
自分のお金をFXに集中させるという意味ではないことに注意。
昔はFXなんてとんでもないと思っていました。
しかしトレードはおもしろいし魅力がある。
そして、FXだけにしかない「利点」があります。
FXで勝つためにも、その「利点」を理解しておく必要があります。
まずはFXの特徴を知ることからで、FXの利点をどう活かすか?、マイナス面とはなにか?を突き詰めていくところからスタートします。
しかし対多数の人に対してはFXは勧められるものではないという意見は変わりません。
FXの利点は「レバレッジ」にあり

FXの最大の利点、
それはレバレッジが使えること。
少ないお金から増やすということに関してはFXだけにしかできない。
FXの利点はレバレッジが使えるということに関連してポイントは以下の4つ。
株式や不動産投資には大きな資金が必要となってしまう

株式、不動産というのは弱者に優しくないです。
弱者は手元に大きな資金もなければ、信用もないので銀行から融資を受けることもできない。
株式と不動産は大きな資金がないと参入できないのです。
個人的に株式投資でまともな結果をだすには最低でも300万から500万円ほど以上の資金は必要だと感じました。もちろん不動産であるともっともっと大きくなる。
資金のない人であっても、唯一「FX」には参入できる。
そして投資というものは不動産のような1回の取引が高額になればなるほど失敗したときに取り返しがつかなくなります。
FXに必要な資金としては、ある程度リターンを見込めるトレードをするならば国内FXならば50万円以上、海外FXならば5万円は必要かな、と感じています。
必要資金については主観ですが、最低このくらいからでもOKということです。
海外FXならば最初のうちはもっと少なくていいくらい。
難易度はどの投資・投機であってもむずかしい!
FXは資金回転効率がいい

次にFXの大きな利点として、資金回転効率がよいということもあります。
株式投資などと比べて、FXはもっとも短期決済のポジションとなるために、うまくいけば口座資金を数週間、数ヶ月で2倍3倍になるということもありえます。場合によっては数日でいけることも。
株式投資は短期で儲けるものではなく、自分が保有している銘柄が動かないと資金が拘束されたままということがあります。
投資信託などのインデックス投資に関しては、買ったことすら忘れるくらいに放置させるということが前提となってしまう。
ある期間のなかでもっとも資金を回転させることができるのがFXトレード。
うまく波乗りをこなすようにして少ない資金から増やすことができる。
ただしその分、FXのような投機は退場しやすい!
FXは市場時間が長い

例えば日本の株式市場の場合、株を取引できる時間帯は平日の9:00から始まり15:00に終了します。
対してFXトレードできる時間は24時間。
トレードできる市場時間が長い分、兼業トレーダーにだってチャンスは多くあります。
ビットコインFX(仮想通貨取引)にかぎっては365日年中無休です。
FXは「売り」から入れる

金融危機などの下落局面のときにもっとも利益を取りやすいのもFXです。
24時間取引ができるために売り(ショート)のポジションを取りやすい。
このことは同じく下落局面で利益を出せる株の空売りと比べても、FXの売り(ショート)のほうが決済できる時間が長いのでより機動的に対処できます。
FXトレードの4つの「利点」のまとめ
- 少ない資金でチャレンジできる
- 資金回転効率がよい
- 市場時間が長い
- 売り(ショート)から入れる
くわえてEA(自動売買)を使う場合、海外はMT4業者の選択肢が多いという利点もありますが、裁量トレードと同様にEAの選定などに知識と経験は必要となります。
FXのようなレバレッジ取引の注意点

FXはいくら夢が見れるといっても勝てなければ意味がないです。
FXは9割の人が負けているといわれることがあるのですが、これは本当のことなんじゃないかと思っています。
そしてFXの負けパターンは自滅です。
FX最大の利点である「レバレッジ」は大きな武器となりますが、使い方を間違って飲み込まれてはいけません。
状況によって損切りできること、レバレッジを適切にコントロールできることがFX攻略のカギとなります。
FXは資金管理こそが一番大事。
慣れていないうちは少額資金で練習したほうがよいはずです。だからこそFXに大きなお金はいりません。
読んでほしい記事:適切なロット数とレバレッジとはなにか【海外FXで成功するために】
FXはテクニカルがメイン

FXで勝つために学んでいく必要はあります。
FXのような短期トレードとなると基本的にはローソク足で構成されたチャートを見ながらのテクニカル分析のトレードがメインとなり、
資金を大きく減らさないように「適正なロットを取れること」と「損切りすべきときにはきちんと損切りができること」が大事となってきます。
FX以外の長期投資とは完全に頭を切り替える必要がある。
もちろん各国の経済指標やそのときの国際社会の状況から分析するファンダメンタルズもわかっているに越したことはありませんが。
一定の区間で往復するレンジ相場、大きく一方方向に向かうトレンド相場といった、状況によって「時間軸(足)」や「見るインジケーター」を切り替えるということも大事になってきます。
FXはトレーダーによって生活環境やトレードスタイルもバラバラですし、
人の勝ち方には複数のパターンがあるのでどれが正解ということはなく、
自分に適したスタイルを確立することが大事だと考えています。
FXに向いてない場合、FXをやらないというのも立派な選択だと思います。
FXのチャレンジ
少ない資金からもっとも夢を見ることができるのがFXです。
かといってラクなものではなく、当然にきちんと勉強していく必要はあります。
チャートパターンを覚えて、検証をして、反省点があればノートをつける。
そしてかならず「口座資金に対して適正なロットを取れること」と「損切りができること」
FX会社は使うところは好みですが、初心者は国内FXで低レバレッジ(〜3倍)のトレードがいいのではと思います。