ハイレバができる海外FXでは、ハイレバの利点を活かすことによって効率良く資金を増やすことができますが、ハイレバの使い方を間違えれば一瞬で資金を失います。
FXは資金管理がもっとも重要!!
海外FXはレバレッジの選択肢が多すぎることによって資金管理力がバカになってしまうという諸刃の剣であることは事実。
そこで、トレードする上で気をつけなければいけないことを書いていきます。海外国内FXに共通することです。
FXに全資金をぶちこまないこと
まず、前提としてFXに大きな資金をぶちこまないこと!当たり前のことですが…
自分の全資金のうち、ほんの一部の資金で投機を楽しむといった使い方が大前提です。
これはFXにかぎった話ではなく、値動きの激しい株式投資にもいえる話ですね。
慣れないうちから大きな資金を入れないということは海外FXならばなおさらのことですが、
海外FXの利点として追証なし(ゼロカット)なのでマイナスにならないことはいいことですね。
国内FXや株式信用取引では普通にマイナスもありうるので。
つまり海外FXでは自分の入金額が最大の損失額となります。
損失を許容できる範囲内で入金することが大事です。
フルレバはいらない。適切なロット数でトレードできること
海外FXはレバレッジの選択肢が多い。てか多すぎる。
正直、海外ブローカーでよくあるような最大レバレッジ888倍や1,000倍などめいっぱいかけてトレードするなんてムリです。すぐにロスカットされて金と時間の無駄です。
フルレバで入ることなんてありえません。
適切なレバレッジとは?
では、適切なレバレッジは何倍がいいのかということですが、これは具体的に言うことは難しいです。
なぜなら人によってトレードスタイル、資金量、許容度は違うし、ポジションを取るときの状況によってもかわってくるからです。
一般に、資金が大きいほどレバレッジは小さく、資金が少ないうちは大きくできるはず。
スイングなど長期トレードになればレバレッジは小さく、デイトレードとスキャルピングといった短期トレードになれば大きくなる、という傾向はありますね。
適切にロット数を調整できること
レバレッジで考えるというよりも、
ストップロス(損切り注文)を置いた距離まで、自分がいくらまで損失を許容できるのかをロット数で決めたほうがよいということがあります。
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MT4アプリではストップロスまでの推定損失額を表示してくれないのですが、証券会社のオリジナルアプリによっては表示してくれるものもあります。
XMやiFOREXのオリジナルアプリ、cTraderが推定額を表示してくれます。
普段はMT4、MT5でトレードしていても参考にだけオリジナルアプリを使ってみるというのもありです。
指標前のギャンブルトレードはしないこと
経済指標前にはギャンブルのようにハイレバでエントリーしないことです。
ギャンブルトレードでたまたま勝ったとしても、そんなことを繰り返しているうちにいずれ資金を失います。
FXは指標にかけるという考え方よりも、テクニカルで値幅を取りにいくという考え方の方がよい。
口座を複数に分けること
FXにあてる資金が増えてくれば、念のために口座やブローカーを分散することも大事なこととなってきます。
サーバー障害やレートが飛んだりすることにも対処するということですね。これはFXする上では避けては通れません。
FXトレードで気をつけなければいけないことのまとめ
ハイレバのしすぎに注意です。指標前のギャンブルトレードをしないこと。
もう一度、最後に大事なことをまとめると、
- FXは余剰資金ですること!生活費を入れない!
- ハイレバに注意!ましてやフルレバをかけないこと!
- レバレッジよりもロット数で考えること!
- 経済指標前にハイレバでエントリーしないこと!
- いずれ口座・ブローカーを複数に分散すること!
あとはこまめに出金をかけること!