2023年になって、これまでの海外FX事情を総括します。
現在も海外FX初心者にとってはXMTrading(以下XM)が一番使いやすいです。
とくにFX初心者にとってはそうですし、
結局というか、やっぱりというか、FXではXMが不動の地位にいます。
仮想通貨相場が下火になったことと、
2022年末ごろから豪華なボーナスを提供していた某海外FX業者で出金に関する騒動が起こったことによって
XMが再評価されたかたちになったと思っています。
10年以上にかけて海外FX人気ナンバーワンのFXブローカーがXMですね。
そして、海外FXを利用するうえで重要視することは、やはり「安全かどうか」ではないでしょうか。
とくに気になることは「出金」です。
このページではおもに安全面についてXMの「今」を解説します。
海外FX業界の「今」について
2023年となった現在、海外FX業界の「今」と起こった変化について書いておきます。
海外FX業者が増えた!

最近の特徴としては、新興ブローカーが増えたことがありますね。
仮想通貨ブームもあり、海外の取引所やウォレット、FX業者が爆発的に増えてSNSをとおして紹介されるようになってきています。
そのなかには信頼に欠けるブローカーもあって玉石混合なので、選択肢が増えているからこそ使うFXブローカーはしぼる必要がある!
海外FXの入出金事情
次に海外FXの入出金事情についてですが、
「クレジットカード入金」がかなり厳しくなっています。
クレジットカード入金をしても拒否されるカード発行元が増えてきていて、そのうちほとんどのカードが使えなくなってしまうのではないかというくらいにです。
ただ…このようなカード入金についての制限はしかたのないことだと思ってはいます。
クレジットカード入金のキャンセル処理が前提になってしまう出金方法は少し問題があるうえ、
ギャンブルちっくな人がクレジットカード入金をしてすぐに資金を溶かしてしまった場合に残債だけが残ってしまうなど、個人的にクレジットカード入金は問題があると考えていました…。
入出金の多様化
その分、これからはオンラインウォレットが存在感を増していくのではないかと考えています。ただしウォレット側にも大きなお金を放置しておかないこと。
これからの入出金はオンラインウォレット、ビットコイン、銀行送金が中心になるのではないかと。
とくに海外FXでは「Bitwallet」や「SticPay」を使うことは必須なこととなっており、一部のFXブローカーではビットコインやテザーなど仮想通貨の入金に対応しているところもあります。
XMも昔はNetellerやビットコインの入金ができた時期があったのですが、それが使えなくなったり、Bitwalletなどのオンラインウォレットで出金できるのは入金分までとなったり(利益分は銀行送金となる)と変化はありました。
このことはユーザーにとっては不便となる変更であっても、マネーロンダリング対策のためにXMはルールを守る姿勢がよくあらわれていると思っています。
XMの出金
XMへの出金リクエストは24時間以内に処理されます。
資金を受け取るまでは、クレジットカード・デビットカードおよびオンラインウォレットならば最短で当日、銀行送金は通常2〜5営業日ほどとなっています。
XMでは、クレジットカードの入金あるいはオンラインウォレットによる入金をしていた場合に、利益分は銀行送金となるといった「出金ルール」は知っておく必要があります。
そのことについてはこちらのページに詳しく書いています。
XMの出金ルール・それぞれの出金方法を解説:海外FX | XMの出金方法をこまかいところまで詳しくレビュー
海外FX業者の勢力図

海外FX業者の勢力図はたいしてかわってないです。
老舗かつ人気ナンバーワンはXMです。
10年以上にわたって日本人にサービスを提供し続けたノウハウもあるので、国内FXでは実現できない「追証なし」「レバレッジ25倍を超えるハイレバ」のFXサービスを安定して提供し続けることができるのはXMを含む一部の老舗ブローカーしかないですね。
ただし一時期、人気面でXMは、キャンペーンが豪華なほかのFX業者や仮想通貨勢に押されていたことも事実。そして追記として2023年になってXMは見事に盛り返しました。
XMの安全面について
とにもかくにも「サービスの継続性」と「出金」については現状もっとも信頼できるFXブローカーといっていいと考えています。ポイントは以下。
XMのスペック面についてのまとめ記事はこちら:【XMTrading】XMで海外FXすることのメリットと評判について
XMはFXブローカーとして大きい | 海外FXのパイオニア
ここまでシェアを獲得できたFXブローカーが信用を落とすことはもう考えられないからです。グループでサービス名を「XM」と名が付くブランドとして統一している!
20年近くにわたり長期にかけて築き上げてきたものです。
一時期オーストラリアのFXブローカーや、ビットコインFXの大手だったBitMexでは日本居住者の受け入れを急に停止してしまったことがあったのですが、
日本のトレーダーを多く抱え、日本語サポートの歴史も長く、ここまで長期にわたって運営されているXMとなれば撤退リスクは低いと考えています。
一番の重要ポイント:XMは撤退リスクはもっとも低い!
XMのFXブローカーとして盤石な経営
言い方がわるいのですが、ぶっちゃけ儲かっているからこそFX業者は倒産リスク・出金拒否リスクは低くなるということがあります。
くわえて、スイスフランショックでさえ生き残ってきた歴史がある。
スイスフランショック、あのときマイナス残高となってしまった顧客に対しても当社はOK!と自信満々のゼロカットするメールを送っていました。
そしてレバレッジ制限も、ほかのブローカーよりわりかし厳しめな体制を取っているので、資金力あるトレーダーがムチャクチャなポジションを取らないように、ここの部分でもコントロールしているところはあります。このことは顧客からしてみれば悪く受けとめられてしまうことがほとんどですが。
XMのレバレッジ制限が改良された?:【XMにレバレッジ制限あり】200万円を超えると200倍に制限されたが大幅に改良!
手数料が安いFX業者とボーナスが豪華なFX業者、これらは一見よく見えるものですが、儲けがわかりにくいFX業者がじつは一番危険です。
XMは利用者が多いうえ、手数料を(よくもわるくも)安売りしていないFXブローカー。
海外FXブローカーのなかでは倒産リスク、出金拒否リスクをもっとも低くできるのではないかと考えています。
ボーナスが高額ではない…かえってOKです!
XMのボーナス獲得は3パターン
- 3,000円の口座開設ボーナス
- 100% + 20%の入金ボーナス
- 取引するたびにもらえるXMP(ポイント)との交換
XMは「ボーナス」が高額すぎるというわけではありません。
ボーナスがケチ…
これでいいのです。
安定のあるかわりにXMではこの先なにか画期的なサービスを提供するということもないかもしれません。
XMでは過去に仮想通貨銘柄もトレードできる時期もあったのですが、すぐに廃止されました。
このことからも、よくもわるくも保守的な運営となっていますね。
でもXMにかぎってはそのままでいいということ。
逆に、ポッとでてきたFX業者でボーナスが豪華すぎるところはあやしいです。
とくに新興業者の「口座開設ボーナス」が高額すぎる場合、入金は誰もしていなかったのなら破綻に向かいます。
XMでは「口座開設ボーナスは3,000円」「100%部分の入金ボーナスも5万円相当(500ドル)まで」となっています。
追記:なんと口座開設ボーナス(取引ボーナス)が13,000円になりました!
入金ボーナスが復活するのも年間に1、2回ほど。
ほかの豪華なボーナス業者を知っているトレーダーにとってXMのボーナスは物足りなく感じてしまうかもしれませんが、XMでさえこのくらいのボーナス基準なのです。
XMには取引するたびに「XMP」がもらえるキャッシュバックに近いサービスはあります。
トレーダーはいずれボーナスに頼ることをやめなくてはなりませんし、ボーナスが消えるのが惜しくて出金しないことは本末転倒です。ボーナスは意識しすぎないことがポイントですね。
XMはネット上の情報が多い

XMは利用者が多いので、Twitterで検索すればサーバー障害といった情報がすぐに上がってきます。
XMではトレーダー数が多いのにサーバーまわりの悪い話を聞きません。
XMのスプレッドが広いといったグチは多くあります。
それでも2022年にはKIWAMI極口座の登場などXMのスプレッドも改良されてきています。
出金拒否されたなんてことも規約違反をした一部を除いてあまり聞きません。XMは海外FXのなかでは歴史が長く、利用者数が多いのにもかかわらずにです。
正直、ほかのポッとでの新興業者はたまに出金トラブルをみかけます。その業者はあきらかにあやしい業者でしたが。
最近は不自然なほどにSNSなど通して新しい業者が紹介されることが多くなってきているのでそのようなトラブルは必然的に増えている印象です。
海外FXだからこそ、使うところはXMのように運営歴が長く有名どころしかないと思っています。
XMのライセンスのセーシェルってどこの国?

XMTradingの金融ライセンスはセーシェル共和国です。アフリカ大陸の東のインド洋に浮かぶ島々で構成されている国です。
オフショア関係ではかなり有名な国ですが、あくまで金融ライセンスのひとつがセーシェルということでグループとしての拠点は世界に散りじりです。
のちにXMのライセンスはセーシェルのほかモーリシャスも追加されました。
XMブランド
XMのTwitterアカウントには公式マークとしてバッジがついています(英語版のグループのアカウントです)。
このバッジがつけられるのはTwitter社に認定されたわずかな企業や著名人のみ。
海外FX業者の公式アカウントでバッジがついているFXブローカーは少ないですね。知っている海外業者をチェックして比較してみてください。
海外のFXブローカーの口コミサイトのFPA(Forex Peace Army)のレビュー数も多いです。ただしXMは広告もよくでてるので紛らわしいところはあります。
XMと似た規模のFXブローカーを比較
個人的に思う「信頼性・ブローカー規模がXMと似ているFXブローカー」としてExness、HFM(旧HotForex)が上げられます。
XMとExness、HFMは、グローバル展開、Twitterの公式アカウントにバッジ、FPA(Forex Peace Army)のレビュー件数上位、キプロスに拠点あり、グループで複数ライセンスといった共通点があります。
ほかにIC Marketsといった比較的、規模の大きいブローカーもありますが日本では一般的ではないです。
まず、HotForexについてですが、こちらは円口座がありません。追記:HotForex(現HFM)は円口座に対応しました。
ボーナスは豪華ですが、HotForexのボーナスの性質はレバレッジを上げることだけにとどまっていて(クッション機能なし)、追記:HFMのボーナスもクッション機能ありになりました。
ボーナス額が大きいようにみえる老舗のブローカーがあっても、そのボーナスの性質が「クッション機能なし」ではXMで慣れたトレーダーにとっては使いにくいかと思います。
それとXMよりも派手なボーナスを提供しているFXブローカーはありますが、ボーナスは集客のためにおこなうものであり、信用に疑義のある海外FX風業者には注意が必要です。
Exnessについてはボーナスはありませんが、
Exnessでは維持率が0まで耐えられることと、そしてXMよりもレバレッジが大きいです(Exnessは最大2,000倍…を超えてじつは無制限)。
Exnessではスプレッドがいい感じに狭く、仮想通貨FXもできるのでXMにない部分を求めるのならExnessがいいのではないかと考えています。
追記:XMも仮想通貨CFDに対応しました。

さらにXMではVIX(恐怖指数)など新しい銘柄も追加!
プロモも積極的に打ち出しており、XMはまだ健在!という姿勢はみられます。
XMの欠点 | スプレッドが広い
XMのデメリットとしてはスプレッド(手数料)が広いことですね。
このことに影響を受けるかどうかはトレードスタイルによりますが、スキャルピングには向いていないです。
あとは、年間の利益額によりますが税金の有利不利に関しては、
XMのデメリット = 海外FX全般のデメリットとなっています。
FX上級者の法人トレーダーにとってはXMでは法人口座の開設ができないので候補からはずれます。
それでもXMでは2021年に指値および逆指値のレベルがゼロになった(ストップレベルゼロ)というポジティブな変化もみられます。
2022年には仮想通貨CFDもトレードできるようになり、ボーナスなどのプロモーションも増えています。
FX業界は競争が激化していますし、王者から陥落しないために今後も良い変化は起こりうる。
なぜXMか「XMの今」

以上のように見てきましたが、あいかわらずXMが海外FX業界の標準となっていること。
もしXMがダメになったときには海外FX全部がダメになっているといえるくらいの状況になっているかも。
XMはメジャー通貨ペア以外の銘柄もいける

XMでは通常の通貨ペアはもちろんのことゴールド、US30といった銘柄も取引しやすいです。
近年ゴールドを取引しているトレーダーをよく見かけるようになりました。というかドル円やユーロドルよりゴールドトレーダーのほうがはるかに多い!
口座タイプがわかりやすい | 口座振替も瞬時

XMは新規開設者にとって口座タイプがわかりやすくていいですね。
FXブローカーによっては口座タイプの種類がありすぎて混乱してしまうのですが、
XMには3つの口座タイプしかありませんし、使うのはほぼ「スタンダード口座」だけです。
複数口座を開設している場合に資金の移動はボタンを押した瞬間に反映されることもメリットです。ボーナスも一緒に移動します。
XM(XMTrading)はまだいける!
今現在も海外FXといえばやっぱりXMです。
こと「安定」ということに関しては一番。
キャンペーンの豊富さではFXGT、ほかの部分ではExness、Titan FXなどに押されつつもありますが、
海外FX初心者にとってはXMが一番最初につくる口座となり、
海外FX人気ナンバーワンの地位はかわってはいません。
追記:さらにここにきてスプレッドの狭い「KIWAMI極口座」の登場や、仮想通貨CFD、VIX指数や個別の株式CFDといった新規銘柄の追加、ボーナスやアイテム抽選といったプロモーションも積極的に開催されており、XMは完全に復活しました!