XM(XMTrading)の【口座開設方法】を解説します。
XMにかぎらず海外FXの口座開設の流れは共通するので、このページの流れさえ覚えておけば新しいFXブローカーを増やすのにも口座開設の手間はかからなくなります。
登録は数分で完了し、面倒な郵送は一切なし!
登録自体は簡単であるものの本人確認のための必要書類のアップロードについては少しとまどってしまうところもあると思うので、必要書類に関してはとくにこだわって解説しています。
XMの「口座開設方法」

XM公式サイト の リアル口座開設 から次のフォームを入力します。
(スマホからでも同じく 口座を開設する をタップ)

個人情報フォームを入力
「下のお名前」と「姓」は、英語のアルファベット文字を使って入力します。
電話は、コード「+81(国番号)」のあとに最初の0を除いた番号を入力します。
090からはじまる電話番号の例 [ 9012345678 ]
取引口座詳細の組織名は初期の「Tradexfin Limited」の口座でOK

取引プラットフォームは「MT5」か「MT4」のどちらがいいのか?
「取引口座詳細」では「取引プラットフォームタイプ」の選択をしますが、MT5とMT4ではできることはかわりません。
よほどMT4にこだわりのあるトレーダーでない限り、新しいMT5で問題ないです。
MT5口座のみXMの独自アプリを使ってトレードすることもできます。MT5アプリのほうが使いやすいのでXM独自のアプリはあまり利用しませんが。
あとから追加口座にてMT4、MT5どちらの取引口座にも移行できるので悩みすぎる必要はないです。
XMの「口座タイプ」
「口座タイプ」はスタンダード(Standard)でOK

スタンダード口座を選べばいいのですが、
マイクロとスタンダードの違いが気になってしまうこともあると思うので、一応解説しておくと、マイクロ口座は少額の資金でトレードするための取引口座です。
マイクロ口座では1ロットの取引額がスタンダードより少なく設定されています。
スタンダード口座とマイクロ口座の違いについて詳しくはこちら:【XMの口座タイプ】スタンダード口座とマイクロ口座の違いとは?
マイクロ口座は少額からトレードできる取引口座ですが、スタンダード口座であっても「1,000通貨単位(0.01ロット)」でトレードできるので、
練習や少額トレードする場合であっても1,000通貨単位でポジション数量を調整すればスタンダード口座で問題ないと考えています。
ゼロ口座(XMTrading Zero)はスプレッドが狭いかわりに、ポジションを保有・決済するたびに外だしで手数料が発生する口座タイプです。
スキャルピング(超短期トレード)に特化しているといえる口座タイプですが、ボーナスをもらえませんし、XMでトレードする上ではゼロ口座を選択するメリットはあまりありません。
ゼロ口座について詳しくはこちら:XMのゼロ口座(XMTrading Zero)とは?本音をまじえて解説
2022年10月末に「KIWAMI極口座」が登場しました。
KIWAMI極口座は、簡単にいうとスプレッドが狭い口座タイプで、スワップなし、最大レバレッジ1,000倍、外出しの固定手数料なしとなりますが入金ボーナスがもらえません。口座開設でもらえる3,000円取引ボーナスは使うことができます。
「ステップ2へ進む」を押して次のステップへ。次のページでおわりです。
XMの口座開設ステップ2のページ
次のページでは「下のお名前」と「姓」を全角カタカナで入力します。
住所詳細はアルファベットで入力します。本人確認書類と同一の住所であることが必要です。

海外口座の場合、住所を「英字」で入力することになっているので少しとまどってしまいますが、入力しやすいフォームとなっているので次の「例」を参考に入力すれば英語変換サイトは必要ないと思います。
- 例:「都道府県・市」は [ Tokyo ]
- 例:「番地・部屋番号」は [ 123, 1-2-3 ]
- 例:「区町村・町名」は [ Nishishinjuku, Shinjuku-ku ]
- 例:「郵便番号」は [ 123-1234 ]
英語表記の住所では日本の書き方とは逆で、小さいエリアから大きいエリアの順に書くことになっていますが、多少、記入が前後しても問題ありません。
XM側で本人確認書類と同じ住所であることが確認できればいいのです。
「取引口座詳細」と「投資家情報」について
続いてページ中段の「取引口座詳細」では、
「口座の基本通貨」は [ JPY ]
「レバレッジ」は [ 1:888 ] でよいです(追記:1,000倍も選べます)
「口座ボーナス」は [ ボーナスの受け取りを希望 ] を選択。

「投資家情報」はアンケートみたいなものなので、考えすぎずに該当するものを選択してください。
最後に「口座パスワード」を決める
最後にパスワードを決めます。アルファベットの小文字、大文字、数字を組み合わせたパスワードであることが必要です。メモをお取りください。

最後に確認2つにチェックを入れたら「リアル口座開設」を押します。
指定したメールアドレスにXMからメールが届くので、メール内の「こちらをクリック」をクリックするとメールアドレスが認証されます。
「XMから届くメール」について詳しく:【XMから届くメールとは】どんな内容が届く?ウェビナーとはなにか?
受信箱にメールが届いていない場合は迷惑メールフォルダもチェックしてみること。
メールに記載されている「MT4またはMT5のID」と「サーバー名」は大事なので大切に保管してください。
XMに「必要書類」をアップロードする

必要書類をアップロードするまでは仮登録のようなもので、アカウントを完全に有効化するために本人確認書類の提出が必要となります。
このことは「KYC」といって国内証券口座、海外FX口座問わずに証券口座を開設するのに必要なことです。
提出する書類は「本人確認書」と「住所確認書」の2つです。
「本人確認書」について
「本人か」を証明するための書類で、
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートのコピーなどが使えます。
つまり写真付きの本人確認書のみ受け付けるということですね。
運転免許証やマイナンバーカードなどのカードタイプが写真におさまりやすくておすすめです。
「住所確認書」について
住所を証明するための書類で、
発行6ヶ月以内(証券会社によって発行3ヶ月以内)の公共料金の請求書(領収書)などが使えます。
公共料金の明細が使えますが、住所を確認するための書類なのでその書類に住所が記載されていることが条件となります。
私も多くの証券口座(海外FXブローカー)を開設してきましたが、公共料金の領収書の領収印の日付が最近であっても、領収書自体の発行日が古いと受け付けてくれないことがあったので「発行日」に注意です。
「住民票の写し」が一番間違いがありません。
しかし住民票の発行に400円ほどのお金がかかってしまいますね。
住民票の記載事項は必要最小限でかまいません。
最近ではマイナンバーカードがあればコンビニで発行することができます。そうでないのなら役所からの発行となります。
一番簡単なのは、お使いの携帯キャリアの直近の利用明細に住所が記載されている場合にはそれをダウンロードして使うことです。
「必要書類」をアップロードする際のコツと注意点

スマホカメラで撮った写真、スキャナでスキャンしたものどちらも受け付けてくれます。
机の上にカード・書面を置いて、その上からスマホのカメラで取ることが一番手っ取り早いです。
そのままスマホのブラウザから証券会社(FXブローカー)ページにログインしてアップするか、ドライブなどを経由してファイルをパソコンに送ってからアップするといいですね。
ファイル形式について
ファイル形式は「JPG (JPEG)」「PNG」「PDF」のどれでも可。
通常スマホカメラやスキャナを使うと、これらいずれかのファイル形式になるので問題はないですが、カメラ設定で特殊なファイル形式で保存している場合には注意が必要です。
その場合、スマホの「設定」から「カメラ」の「フォーマット」を互換性優先にします。
ファイルサイズについて
カメラが高機能すぎることによって、アップロードする際に容量オーバーとなってしまう場合には写真サイズを縮小する必要があります。
Windowsならば標準のペイントツールで「縮小」を少しするだけでファイルサイズは十分小さくなります。
MACならば画像プレビューの「マークアップ」から「イメージの大きさ」を縮小します。
今のところXMでは関係ないのですが、免許証などを手に持って自分の顔を写さなくてはいけない「セルフィー」の提出を義務付けている取引所も増えてきています。
セルフィーは海外ではよくある認証方法で顔と証明書を近づけて腕まで写っていることが条件となっていますので一応覚えておきましょう。
必要書類をXM側で確認されたら口座が有効化され、XMのすべての機能が使えるようになります。
マイナンバーについて
XMのログイン画面においてマイナンバーの入力を求められることがありますが、番号をお持ちであるならば入力してもいいですし、入力しなくてもトレード等が制限されることはありません。
口座が有効化されたら口座開設ボーナスをもらう

口座有効化によって「3,000円のボーナス」をもらうことができます。
3,000円ボーナスの申し込み方法はXMの会員ページに表示されている「ボーナスを請求する」ボタンをクリックし、届いたメールから認証します。
ボーナスだけでもトレードできるので、入金する前に少ロットで使用感を試してみるといいでしょう。
XMの「MT4 / MT5」サーバーにログインしてトレードを開始する

XMの「プラットフォーム」ページからメタトレーダー (MT4 / MT5) をインストールします。
口座開設時に取引口座に指定した「MT4」か「MT5」を選びます。
お使いのパソコンのOSがMicrosoft Windowsならば「PC対応」を、
MACならば「MAC対応」を、
スマホでトレードしたいならば「iPhone対応」または「Android対応」というように、ご自身のトレード環境にあわせたMT4 / MT5を選択できます。
PC版のMT4 / MT5の取引方法について詳しくはこちら
関連記事:【MT5(MT4)の使い方】海外FXの「取引方法」を解説します!
MT4 / MT5をインストールしなくても、ウェブブラウザ上でMT4 / MT5に同じようにログインすることによって端末を問わずにトレードすることもできます(WebTraderという)
「MT4 / MT5」をインストールする

Windows版
XMの「MT5」口座を例にします。
PC対応MT5ページから ダウンロード をクリックすると「xmtrading5setup」というインストーラーファイルをダウンロードするので、このファイルを実行します。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と表示された場合には、確認済みの発行元が「MetaQuotes Ltd.」であることを確認して「はい」を選ぶ。
そのあと表示される画面では「次へ」をクリック。
インストールが実行され「完了」を押します。
デスクトップに「XMアイコン」が作成されるのでこれをダブルクリックして起動しますが、インストールが完了すれば自動的に起動します。
インストール完了時に「取引サービスに登録」というメニューもありますが登録する必要はありません。
Mac版
Mac対応MT5ページからダウンロードボタンを押して「XMTradingMT5.dwg」をクリック。
アイコンをアプリケーションフォルダにドラッグします。
アプリケーションフォルダからMT5を右クリック(パッド2本指押し)して「開く」をクリック。
アイコンの進捗ゲージが完了するまで待ち、XMアイコンをクリックするとインストール完了・起動します。
「MT4 / MT5」から取引口座にログインする
初回の起動時に、表示された画面で証券会社名を選択します(表示されない場合は左上ウィンドウメニューの「ファイル」から「取引口座にログイン」をクリック)。

「既存の取引口座と接続する」を選びます。

XMから発行されたログインIDと、ご自身で設定したパスワードを入力し、サーバにはXM口座開設時のメールに記載されているサーバ名を選択してログインします。
ログインできれば、左上ウィンドウにはログインID(口座番号)とサーバ名が常に表示されます。
初期配置の左下の「ナビゲータ」から「口座」をクリックするとログインIDとアルファベットの氏名が表示されます。これが確認できたら、
メタトレーダー上でリアルトレードができる状態となっています。
「MT4 / MT5」でできることとFXブローカーの会員ページでできることは違う
前提として、XMの会員ページ(管理画面)でできることと、MT4 / MT5上でできることには違いがあります。
実際のトレード(発注・決済・チャート表示など)はMT4 / MT5上でするということになりますが、例えばXMのポイント(XMP)はMT4 / MT5上では確認できません。
入金と出金、ポイントの交換はXMの会員ページから手続きをします。
XMの会員ページ(管理画面)についての詳しい使い方はこちら
関連記事:XMTrading管理画面の見方と使い方を解説【XMの始め方】
XMの「口座開設」から「取引」するまでのまとめ
- XMの口座開設ページの入力フォームに必要事項を入力
- 本人確認書類をアップロードする
- 3,000円の取引ボーナスを受け取る
- MT4 / MT5プラットフォームをインストールする(スマホアプリでOK)
- 起動したMT4 / MT5にXMアカウントを結びつける
XMからインストールしたMT4 / MT5を起動すればログインをうながされるので、
- XMから届いたメールに記載されている「MT4 / MT5の(Login)ID」と
- ご自身で設定した「パスワード(Password)」を入力し、
- 同じくメールに記載されている「サーバー名・番号(Server)」と一致するものを選択します。
次回からログインを省略するためにアカウントを保存することもできます。
これにより準備完了です。XMのリアルトレードができるようになりました。
スマホ版のMT4 / MT5の取引方法とXMでトレードするまでの一連の流れはこちら
関連記事:【海外FXのやり方】XMを例に登録からスマホトレードするまでのまとめ
XMオリジナルのモバイルアプリの使い方と利点についてはこちら