XMTrading

【XMのゼロ口座ってどうなの】スプレッドはどうか?メリットはある?

XMには【XMTrading Zero】という口座タイプがあります。

今回はXMTrading Zero口座(略称ゼロ口座)についてわかりやすく説明します。

XMのゼロ口座に向いているトレーダーはどんなタイプか?、そもそもXMのゼロ口座を使う必要があるのか?などを本音をまじえて解説します。

XMTrading Zero口座 | ゼロ口座のスプレッド

XMTradingの取引口座は以下の4タイプ用意されており、

  • マイクロ
  • スタンダード
  • ゼロ
  • KIWAMI

通常選ぶことになるのは、すべてのボーナスを受け取れるスタンダードです。

XMのゼロ口座

ゼロ口座とは簡単にいえばスプレッドがゼロの口座タイプであって、

トレードスタイルがスキャルピングといった数秒・数分で決済するトレーダーに向いている口座タイプといえます。

ゼロ口座のスプレッド

▼XMの口座タイプごとのスプレッド

スタンダード口座 マイクロ口座 XMTrading Zero口座 KIWAMI極口座
最低1ピップ 最低1ピップ 最低0ピップ 最低0.6ピップ

 

XMのスタンダード口座のドル円は、

とくに荒れてない相場のときに [ 売り140.05 | 買い140.07 ] といった具合に、売りと買いの差が「0.02」ほどありますが、XMTrading Zero口座はこの差が「0」となります。

スプレッドがゼロ!ということはゼロ口座を選んでおけばいいと思うかもしれませんが、ゼロ口座はトレードするたびに別に手数料がかかります。

スプレッドがないかわりにゼロ口座では外だしの固定手数料が設定されている!

もちろんスタンダード口座およびマイクロ口座ではスプレッド以外に別途手数料はかかりません。

XMのゼロ口座は入金ボーナスをもらえません!

XMのゼロ口座のメリット | 使うべきトレーダー

XMは海外FXのトップブローカーではあるものの、唯一の短所といえばスプレッドが狭いわけではない(広い!)ということです。

1日のあいだに何度も素早く決済をするスキャルピングや、そのようなスタイルのEAを使うトレーダーにとってはXMは相性がいいとはいえません。

とくにスプレッドの狭さを求めるのがスキャルパーといった超短期トレーダーですね。

スイングトレーダーといった日を持ち越すような長いトレーダーとなるほど多少のスプレッドは気にしなくなる傾向はあります。

FXではスキャルピングをする超短期トレーダーも多く、

国内FXがスプレッド競争により、今日では大手国内FXではドル円のスプレッドで「0.2銭(ドル円の売りと買いの差が0.002)」にまで狭くなってきています。

海外FXではスプレッドが広くなりがちで、とくにボーナスのいらないトレーダーはXMの取引コストに不満がありますが、そのようなトレーダーをターゲットにしている口座タイプがゼロ口座です。

一般に海外FXでは、スタンダード口座のスプレッド分よりもゼロ口座タイプの外だしの手数料のほうがトータルで安くできるようになっており、保有決済をくり返すトレーダーほどゼロ口座タイプを選択すべきということになります。

ゼロ口座もスプレッドがかならずゼロというわけではありませんが、ゼロ口座は1ロットの取引手数料は固定なので、大きく変動するスプレッドが嫌いなトレーダーにとってもゼロ口座を検討する余地はあります。

XMのゼロ口座のスペック

ゼロ口座の最大レバレッジは500倍、スタンダード口座と比べて低くおさえられています。

※最大レバレッジの適用は一部銘柄を除く

※すべての口座でレバレッジ制限はあります:【XMの888倍には】レバレッジ規制あり!200万円からは200倍に

 

ゼロ口座の特徴(スタンダード口座との違い)として覚えておくべきことは、

ゼロ口座ではスプレッドが狭いかわりに外だしで手数料がかかる

ゼロ口座では入金ボーナスが受け取れない

ゼロ口座の取引ではロイヤルティポイント(XMP)も獲得できない

以上ですが、それ以外には目立って大きな違いはありません。

ゼロ口座であっても

  • USD、JPY、EURの3つの基本通貨から選べる
  • PC、Mac、スマホ、タブレッド対応のMT4とMT5の全プラットフォームで取引が可能

いつでも追加口座でゼロ口座を指定して口座開設をすることができます。

ゼロ口座でEAの使用もできます。XMのVPSサービスの利用申し込みも可能。

 

XMに新しい口座タイプ「KIWAMI極口座」が登場しました。

KIWAMI極口座は、簡単にいうとスプレッドが狭い口座タイプで、スワップなし、最大レバレッジ1,000倍、外出しの固定手数料なしとなりますが入金ボーナスがもらえません。口座開設ボーナスは使うことができます。

XMTradingの新しい口座タイプ「KIWAMI口座」を解説 | 使う価値あり?

ゼロ口座のスプレッドは完全0ではない

ゼロ口座のスプレッドは最小0スプレッドであって、いつでも0ではないのですが(55銘柄以上ある)どの通貨ペアであっても基本的にはスタンダードよりスプレッドはかなり狭くなっています。

EUR/USD
最小0
平均スプレッド0.1ピップス

USD/JPY
最小0
平均スプレッド0.1ピップス

EUR/JPY
最小0
平均スプレッド0.6ピップス

GBP/USD
最小0
平均スプレッド0.4ピップス

忘れてはいけないのがスプレッドが最小0で狭い分、外だしで手数料がかかるのがゼロ口座。

XMのゼロ口座の手数料

ゼロ口座の外だしの手数料は、

10万ドル(1ロット)ごとの取引に対して5ドルです。

発注と決済のそれぞれにかかります。

MT4の手数料は取引の発注時に往復分(発注と決済)がまとめて口座から差し引かれます。

MT5の手数料は取引の発注時と決済時に口座から差し引かれます。

たとえば10万ドル(1.0ロット)の取引の場合、片道5ドルなので、発注と決済の往復の合計として10ドルの手数料がかかります。

30万ドル(3.0ロット)の取引ならば、片道15ドルとなるので、発注と決済の往復の合計として30ドルの手数料がかかります。

XMのゼロ口座は入金ボーナスをもらえない

ゼロ口座は入金ボーナスの対象外口座です。

入金ボーナスが利用可能なのはスタンダード口座とマイクロ口座のみ。

意外と知られていないのですがゼロ口座であっても口座開設ボーナス(13,000円の取引ボーナス)は受け取ることができます。

 

スタンダード口座およびマイクロ口座からゼロ口座に資金を移動した場合、一緒に移動すべきだったボーナスは取り除かれてしまいます。

 

ゼロ口座では「XMTrading ロイヤルティプログラム」のポイント獲得もできません。

「XMTrading ロイヤルティプログラム」はスタンダード口座とマイクロ口座のみ利用可能となります。

ゼロ口座に対する本音

XMではゼロ口座を使う必要性は感じません。

XMのゼロ口座を使う前に、ほかの海外FX業者を検討してみようということが本音となります。

  • XMのゼロ口座は入金ボーナスが対象外であること
  • ほかにスプレッドの狭さを売りにしているFX業者はある

XMの長所は別にあるということですね。

実際にXMのゼロ口座を使っているというトレーダーの声は少ないです。

 

XMのスタンダード口座と比べてゼロ口座のスプレッドが狭くても外だしの手数料を考えると、ほかのFX業者と比べて取引コストをそこまで安くできているわけではない。

レードスタイルとしてスキャルピングをするべきかどうかは個人のトレードスタイルのはなしとなるので自由ですが、XMはスキャルピングには向いていません。

XMでは無料で簡単に追加口座を開設できるので口座タイプを比べてみるのはありでしょう。

 

スプレッドが狭いトレード環境を求めるのなら、XMより条件のよいスプレッド・手数料が安い別のFX業者でトレードすることを考えるべきだと思います。

ただし安売りしているFX業者がいいというわけではないです。

XMは約定が早く、信頼性やサービスの継続性などを考慮すると海外FXナンバーワンとなるので、XMよりブランド力が低いFX業者を使うとするならばここはトレードオフですね。

 

スプレッドが狭いタイプの代表的な海外FX業者はAxiory、Titan FX、Tradeview、Exnessのプロ口座など。

ほかにもあると思いますが信頼性が確認できたならほかのFX業者でもいいでしょう。最近ではThreeTraderも候補に上がってきました。

 

優良ブローカーは(かぎられてはいますが)ほかにありますし、FX業者によっての得意不得意は違います。

スプレッドが狭いタイプのFX業者は入金ボーナスなんてものはありません!

FX業者の得意な部分をうまく使い分けて「いいとこ取り」をすることが得策です。