エクスネスの【仮想通貨ペアのスプレッド】について解説します。
現在のエクスネスの「BTCUSD」は最大レバレッジ400倍でスワップフリー、
スプレッドは数回にわたる削減(取引条件の改善)がありました。
このページでは、エクスネスの仮想通貨ペアのスプレッドの解説と、ロースプレッド・ゼロ口座に発生する「外出しの固定手数料」をまとめました。
エクスネスのビットコインのスプレッド
エクスネスの「BTCUSD」の平均スプレッドは(MT4 / MT5表示USDの「売り」と「買い」の差で)、
スタンダード口座で117.7
ロースプレッド口座で11.5
ゼロ口座で0
プロ口座で73.7
2023年の現在もエクスネスのスプレッドは進化しており、この記事投稿時より大幅にスプレッドが改善されています。
最新の「BTCUSD」のスプレッドは平常時のロースプレッド・ゼロ口座で5ドルを切っています。
公表されている平均スプレッドは毎日変わっていきます。
BTCUSDペアのロースプレッドとゼロ口座で発生する外だしの固定手数料はロットごとに片道、ロースプレッド3.5ドル、ゼロ5.75ドルです。
エクスネスの全仮想通貨ペアが「スワップなし」ですが、
USD以外の法定通貨とのBTCペアがスワップフリーとなるのはスワップフリーレベル優待から。優待でない場合、ショートにマイナススワップが課されることが多い。
エクスネスの「BTCUSD」のスプレッドの変動は、私が手動でチェックしているかぎりでは、
スタンダード口座で12.00から大きくて64.00ほどで変動しています。平均として30.00台となる。
ロースプレッド口座とゼロ口座では大きくても48.00ほどにまで変動の幅が狭くなる感じで、通常は10.00から20.00くらいとなる。
【▼スプレッドの改善後は】
BTCUSDのスプレッドの改善が発表されたあとは、スタンダード口座では20ドルを下回り、ロースプレッド口座とゼロ口座のスプレッドは5ドルを下回っています!
ビットコインのスプレッドの見方
ドル円などの為替とは違い、一般的にビットコインFXトレーダーのあいだではスプレッドも収益も「pips」という単位は使われません。
「売り」と「買い」の差の「スプレッド」は、とくにビットコインの場合、公式含めて実際に表示されているスプレッドの数値がどこの部分の売りと買いの差なのかがわかりづらいのですが、
スプレッドの小数点の位置は気にする必要はなく、MT4 / MT5のBTCUSD価格の一番右(小数点第2位)から4桁のスプレッドを当てはめます。
たとえばBTCUSDの価格が、40000.00だったら「40000.00」この黄色部分の「売りと買いの差」がビットコインのスプレッドです。
エクスネスの主要な仮想通貨ペアのスプレッドと手数料
BTCUSD | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 117.7 | 0 |
ロースプレッド | 11.5 | 3.5 |
ゼロ | 0 | 5.75 |
プロ | 73.7 | 0 |
ETHUSD | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 12.5 | 0 |
ロースプレッド | 0 | 0.5 |
ゼロ | 0 | 0.625 |
プロ | 7.8 | 0 |
LTCUSD | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 10 | 0 |
ロースプレッド | 1 | 0.25 |
ゼロ | 2 | 0.2 |
プロ | 6.3 | 0 |
BTCJPY | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 246.5 | 0 |
ロースプレッド | 49.2 | 3.5 |
ゼロ | 5 | 5 |
プロ | 154.05 | 0 |
BTCAUD | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 31.6 | 0 |
ロースプレッド | 9.6 | 3.5 |
ゼロ | 0 | 7.69 |
プロ | 19.7 | 0 |
BTCXAU | 平均スプレッド(pip) | 手数料($) |
スタンダード | 88.8 | 0 |
ロースプレッド | 20.9 | 3.5 |
ゼロ | 0 | 6.41 |
プロ | 55.5 | 0 |
※手数料はロースプレッド口座とゼロ口座にかかり、ロットごとの片道の手数料です。
※プロの為替ペアは即時約定(約定拒否もあるタイプ)ですが、仮想通貨は成行約定です。
※スタンダード口座のみ通貨ペア名のあとに「m」が付きます。
スプレッドの小数点の位置について注意。前項参照。
公開されている平均スプレッドは毎日変動していきますので、実際のスプレッドはMT4 / MT5のスプレッドを確認してください。
口座タイプごとの仮想通貨ペアによってスプレッドと手数料に違いがあるので、よく取引するペアが有利な条件の口座タイプを選ぶとよいかもしれません。
ほかの通貨ペアのスプレッド・手数料の一覧についてはこちら:Exnessの手数料・スプレッド比較 | ほかのFX業者と比べてどうか!?
口座タイプごとの仮想通貨のスプレッド
仮想通貨ペアはスタンダード口座と3つのプロフェッショナル口座のロースプレッド、ゼロ、プロに対応しています。
(より正確にいうと、くわえてスタンダードプラス口座に対応していますが、スタンダードセント口座には対応していません。)
スタンダード、ロースプレッド、ゼロ、プロのスプレッド比較は、スタンダードが一番広く、ロースプレッドとゼロが一番狭いですがロースプレッドとゼロには外だしの固定手数料がかかります。
プロのスプレッドは、スタンダードとゼロの中間で手数料はありません。
ロースプレッドとゼロの違いは、ゼロのほうがスプレッドが狭いが手数料が高いことが多いです。
ストップレベル(←すぐに指値、逆指値をおけるか)はロースプレッドのほうが狭いことが多かったのですが、ストップレベルは全体的に改善されました。
「ロースプレッドとゼロの違い」について:Exnessのスプレッドは最狭 | ゼロ口座とロースプレッド口座をおすすめ
海外FXのエクスネスの仮想通貨の特徴
MT4 / MT5を使って為替ペアと同じようにいつでも仮想通貨ペアを呼び起こすことができ、MT4 / MT5上のカテゴリは「Crypto」です。
トレードする仮想通貨ペアとしては「BTCUSD」がおすすめとなりますね。
流動性がもっともあって、スプレッドの引き下げといった改良は「BTCUSD」から実行されます。
慣れてくればそのとき流行りのアルトコインとUSDペアもいいと思います。

BTCUSDのレバレッジ
エクスネスの「BTCUSD」の最大レバレッジは400倍です。
そのほか仮想通貨ペアごとの最大レバレッジは異なります。
仮想通貨ペアごとのレバレッジ一覧はこちら

土日もトレードできる
エクスネスでは土日も取引可能。BTCUSDは365日年中無休でトレードできます。
ただし過去に土曜のサイトメンテナンス時に(短時間でしたが)トレードできなかったことあり。
ビットコインを証拠金にできない | BTC口座はなし
エクスネスの口座通貨は法定通貨のみとなります。BTC口座はなく、ビットコインを証拠金にできません。
エクスネスに「ビットコイン入金」はできます。
ビットコインの入出金に対応 | テザー(USDT)にも対応
ビットコイン入金に対応しています。エクスネス内にビットコインウォレットがつくられ、ビットコインで入金してはじめてビットコインで出金することができます。
テザー入金にも対応していますが、「ERC20」アドレスに間違って「OMNI」など別のネットワークを使わないこと。
USDCとBinance Payにも対応しました。
仮想通貨に「無制限レバレッジ」は使用できない
通常の為替ペアと違って、仮想通貨ペアに「無制限レバレッジ」は使えません。
エクスネスの「レバレッジ無制限」とは?:【ボーナスはなくとも】エクスネスのレバレッジ無制限を使った資金移動の戦略
仮想通貨は「スワップフリー」
エクスネスのメリットのひとつとして全仮想通貨ペアが「スワップなし」です。
エクスネスの「スワップフリー」とは?:【スワップフリー】Exnessのスワップフリーレベルを解説 | 対象通貨ペアの一覧