一般に海外FXでは【スプレッド】が広いです。
かといって「ハイレバレッジ・追証なし・ボーナス」といった海外FXのメリットは捨てることはできないもので、
そのような取引コストに悩む海外FXトレーダーにうってつけのブローカーが【Exness(エクスネス)】であり、
とくにExnessのゼロ口座を含む上位(プロ)口座を検討するべきです。
このページでは、なぜスプレッドの狭さをもとめるのならExnessなのか、
Exnessの「ゼロ口座」および「ロースプレッド口座」の使用感、
「ゼロ口座」と「ロースプレッド口座」の違い、
ほかの海外FX業者と比較してどうなのか? がわかるようになっています。
海外FXの新しい選択肢 | 最大レバレッジは大きく・スプレッドは狭いExness(エクスネス)
海外FXでは「レバレッジの選択肢の多さ」という最大の利点がある一方で、
ほとんどの海外FXブローカーでは取引コストが大きくなりがちです。
このことはもっともメジャーな海外FXブローカーであるXMTradingのドル円の平均スプレッド(pips)が「1.6」であることに対して、国内FXでは「0.3から0.2」であることがわかりやすい例ですね。
ボーナスを提供している海外FXブローカーとなれば、とくにスプレッドは広くなりがちです。
FXに腰を据えて長くトレードすればするほどにスプレッドコストが重くのしかかってしまうということがあります。
Exnessはハイレバレッジと取引コストのいいとこどり
海外FXトレーダーはスプレッドの狭さを泣く泣く犠牲にしているトレーダーがほとんどでしたね。私もそうでした。
しかし最近になってFXブローカーの進出が増えてきており、海外FX業者間の競争も進んできています。
このことはトレーダーにとっては歓迎すべきことです。
そのなかで有力なブローカーとして「ハイレバレッジ・追証なし・豊富な銘柄数」といった海外FXのかえがたい利点にくわえて「最狭スプレッド」と、いいとこどりができてしまうのがExnessであり、Exnessの最狭「0」からの口座タイプが「ゼロ口座」というわけです。
後述する「ロースプレッド口座」もおすすめです。
少額入金でもトレードできるExnessの「スタンダード口座」であっても、海外FX業者のなかではスプレッドは狭いほうです。
FXの利点はレバレッジにあるので、海外FXの強みは捨てがたい、それでも取引コストは安くしたい、そんなトレーダーにこそ最適なのがExnessなのです。
Exnessの最大レバレッジは無制限(!)
Exness(エクスネス)の「スタンダード口座」
Exnessのスタンダード口座は、ほかの主要海外FX業者の「スタンダード口座」とくらべても最狭水準。
日本で知られている海外FXブローカーであるXMTrading、AxioryとExnessの平均スプレッドの比較です。
XMTradingはボーナスを提供しているFXブローカーであって、もっとも知られている海外FXブローカー。
Axioryはスプレッドが狭いタイプのFXブローカーのなかでは日本で人気の海外FXブローカーとなります。(現在はTaitan FXのほうが人気があるといえるかもしれません。)
口座タイプはそのブローカーの標準仕様となる「スタンダード口座」タイプで比較。
XMTrading | Axiory | Exness | |
最大レバレッジ | 888倍 | 400倍 | 2,000倍 |
ドル円 | 1.6pips | 1.4pips | 1.1pips |
ユーロドル | 1.7pips | 1.2pips | 1.0pips |
※数値はExnessの日本進出当時のもの。当時と比べてXMは最大レバレッジは1,000倍となり、スプレッドが狭い口座タイプのKIWAMI極口座が登場。各社スプレッドはより狭くなっています。
Exnessのスタンダード口座の「メジャー通貨」におけるスペックは次のとおり。
スタンダード口座
とはいっても国内FXとくらべてしまえば、Exnessであってもスプレッドはまだ広いですね。
国内FXか海外FXか、ここでもハイレバレッジかスプレッドのどちらを取るのかはトレードオフです。
それでも、
次に検討するExnessの「ゼロ口座」および「ロースプレッド口座」を考えると、海外FXトレードのパフォーマンスはさらによくなる可能性があります。
Exness(エクスネス)の「ゼロ口座」とほかの口座タイプについて
4種類の口座タイプ
Exnessの口座タイプは4種類あり、
その名前のとおり基本となる「スタンダード口座」と、
ほかに1,000ドルからの初回入金額が定められている3つのプロ向けの口座タイプがあります。


ゼロ口座とロースプレッド口座 | その違いについて
「スタンダード口座」からの上位口座として検討するのが「ゼロ口座」、あるいはExnessで一番新しい「ロースプレッド口座」です。
ゼロ口座は、ほとんどの時間で最狭「0」からのスプレッドであるかわりに、手数料が「外出しでかかる」口座タイプです。
Exness「ゼロ口座」のスペックは、
30ペアにおいて取引時間帯の95%でゼロスプレッドとなっており、
1ロットごとのドル円の手数料は片道3.5USD(片道約350円)、往復で7USD(往復約700円)となっています。
※1ロットは10万通貨。注文、決済のそれぞれに片道分として手数料がかかります。注文と決済をまとめたのが往復分です。
MT4のポジション決済画面にスワップと同様に「手数料」の表示があり、この金額がトレードするごとに差し引かれます。
海外FXでは、スプレッドが狭いかわりに「外出しの手数料がかかる口座タイプ」というのはわりと一般的で、とくに最低入金額が定められている上級者向けブローカーに多いですね。
とはいってもExnessにおける上位口座は、最低入金額は1,000USD(10万円と少し)からなので、むしろFXする金額としては少なく、ハードルがたかいわけではないです。
ドル換算の1,000USDからの入金で使えるのであって10万円ちょうどではないことには注意です。
減ってしまった分には使い続けることができます。
ちなみに1,000USDの入金として別口座からの内部振替でも使うことができました。
Exnessの4種類の口座タイプのうち、外出しで手数料がかかる口座タイプとしてはほかにロースプレッド口座があります。
ゼロ口座は通貨ペアによって手数料が違うのですが、
ロースプレッド口座は、ゼロ口座ほどスプレッドが狭いわけではないがどの通貨ペアも均一で片道3.5USDです。
「スプレッドの狭さ」は、ゼロ口座 ≧ ロースプレッド口座
「外出しの手数料」はどちらもドル円は片道3.5USD(約350円)ですが、通貨ペアによって若干異なり、ロースプレッド口座 ≧ ゼロ口座
ゼロ口座の手数料は、オセアニア通貨(オーストラリアドル、ニュージーランドドル)だと少し高くなります。
ただし「スプレッドが狭いゼロ」と「手数料が安いといえるロースプレッド」は、表面のスペックが違うだけでトータルの取引コストはそこまでかわらないという見方もできます。
ちなみにスワップのつき方は同じです。
オーストラリアドル、カナダドルなど取引する通貨ペアの種類が多いならロースプレッド口座にしておくことがいいのではないかと考えています。
ゼロ口座とロースプレッド口座のスペック
ゼロ口座とロースプレッド口座の「メジャー通貨」の取引条件です。
ゼロ口座
ロースプレッド口座
※平均スプレッドと仕様はかわっていくものなので、実際の仕様はMT4 / MT5の詳細から確認してください。
Exnessの口座タイプのまとめ
Exnessのそれぞれの口座タイプの特徴・感想をまとめると、
個人的に、EAを使うトレーダー、1日のあいだに攻めたトレードをするならば「ゼロ口座」がいいかなと思います。スプレッドは経費にできないので、もともとスプレッドがゼロという意味でもお得といえるかもしれません。
少額資金の場合や、ロット少なめかつ長めのポジションしか取らないスイングトレーダーならば「スタンダード口座」のままでもいいと思います。
その中間、かつ取引する銘柄数が多いのなら「ロースプレッド口座」。
スタンダード口座の延長として使いたいトレーダーもロースプレッド口座がおすすめ。
資金があるのに上位口座を使わないことはもったいないです。
外出しの手数料なしでスリッページをおさえたいのなら「プロ口座」です。
プロ口座は、価格変動によるスリッページをおさえたいスキャルピング、EAといったトレードに適しています。
ただし、この即時約定タイプはリクオート(約定しない場合に新たな価格を掲示され、それを受け入れるかキャンセルするかの方式)が発生する可能性はあります。
多くのトレーダーのスタイルに該当するであろう個人的な結論をいうと、
はじめは「スタンダード口座」、そのあとに「ロースプレッド口座」がおすすめになると考えています。
ほかのブローカーとの比較
※以下は基本となるドル円の取引手数料での比較となります。
人気ナンバーワンの海外FXブローカーのXMTradingのスタンダード口座ではない「ゼロ口座」の1ロットごとの外出しの手数料は片道5ドル(約500円)、往復では10ドル(約1,000円)となっています。
取引コストの安さではXMよりExnessのほうが有利ですが、XMは取引コストの安さを売りにしているブローカーではないので比較するのは次のブローカーです。
有名どころのスプレッドが狭いタイプのブローカーは、
Axiory、Tradeview、Titan FXなどがあります。
ほかに探せばスプレッドが狭いブローカーはあると思うのですが、国内居住者向けサービスから撤退してしまったり、顧客が少なく経営が不透明ではダメなので、
そういう意味でスプレッドが狭い代表的なブローカーは上記だけです。(ほかのブローカーであっても数百万円以上の入金から使える上位口座を含むならばあるにはあります)
上記ブローカーは日本のトレーダーから定評があり、基本的にボーナスは提供していないという共通点があります。
個人的な結論を先にいうと、取引コストの安さと使いやすさの「両方」をかねているのはExnessとAxioryだと感じています。
Axioryのナノスプレッド口座は「ゼロ口座」と同じようなスペックをもち、スプレッドが狭いタイプのブローカーで人気ナンバーワンなのがAxioryですね。
ナノスプレッド口座の1ロットごとの外出しの手数料は3ドル(約300円)、往復6ドル(約600円)となっています。
Tradeviewのスプレッドもかなり狭いほうで外出しの手数料は1ロットごとに片道約250円、往復約500円です。
これまで取引コストを下げてトレードしたい本格トレーダーやEAトレーダーに選ばれていたのがTradeviewで、
ほかに実績のあるブローカーでTradeviewほど取引コストを安くできるブローカーはなかなかないですね。
ただしTradeviewは玄人向きのブローカーでページやサービス内容がわかりやすいとはいえないブローカーです。強制ロスカット水準も100%と高め。
はなしをまとめると、
ほかのブローカーのスプレッドは完全「0」ではないので手数料だけでは単純比較できなく、
完全固定スプレッドでないかぎりは、どのブローカーであっても時間帯によってスプレッドは広がりますし、各ブローカーの銘柄によっての有利不利もあるので、一概にはいえませんが、
トレードコストが安い、かつブローカーとしての使いやすさを考慮すれば「Exnessのゼロ口座(およびロースプレッド口座)」と「Axioryのナノスプレッド口座」、
そして、
スタンダード口座とゼロ口座(およびロースプレッド口座)を含むトータルのスペックで今一番注目できるのがExnessという感じです。
「ライセンスとブローカー規模」と「入出金にBitwallet(ビットウォレット)が使える利便性」ではExnessだからです。
Exnessには仮想通貨ペアがあり、レバレッジ無制限があり、スワップフリー、強制ロスカット水準も0%です。
Exness(エクスネス)の追加口座の開設方法
初期の本取引口座としてあるのは「スタンダード口座」だけなので、
「ゼロ口座」は、Exnessの会員ページから追加口座として口座開設することになります。

おさらいとして、
Exnessのゼロ、ロースプレッド、プロの上位口座は、その取引口座に1,000USDの入金がなければ利用することができません。
いくらから使えるのかは地域(国)によってもかわり、一度にその金額を入金する必要があります。
その金額以上の入金がされていない上位口座はMT4 / MT5にアクセスしても無効となっており、入金を満たせば取引できるようになります。
トレードで1,000USDから減らしてしまった分には問題なく使えます。
これからの海外FXトレードはExness(エクスネス)
今回はスプレッドのはなしでしたが、Exnessではレバレッジまで最大2,000倍(じつは無制限)で業界一!
ブローカーとしての規模と透明性も申し分なしで、レバレッジ制限やロット制限もほかのブローカーとくらべて有利です。
「スプレッドの狭さ」と「レバレッジの強み」、
その両方をかねるブローカーがExnessです。