Exnessの内部振替(「口座から口座への資金の移動方法」「その速度と仕様」「違う通貨建ての場合の両替」について)を解説します。
「複数口座」を保有することによって、口座資金を分けて守りながらトレードできるのがExnessです。
この点が1アカウントで複数口座を持てない国内FXと違うところであり、
とりわけExnessにはビットコイン、ゴールド、指数など豊富な金融商品をトレードできることにくわえ、「無制限レバレッジ」と「スワップなし」があるので、Exness独自の特徴を活かして口座ごとにさまざまな戦略をとることができます。
Exnessの内部振替 | 処理はすぐに反映
Exnessの内部振替は早いです! もちろん無料。
口座資金の移動は、スマホかPCのブラウザでExnessのマイページから申請しますが、Exnessのオリジナルスマホアプリからでも実行できます。
内部振替のスピードは早い
内部振替の申請をしてから早くて数秒、処理完了まで3分以内には完了します。
24時間・年中無休
「口座間の資金移動」は24時間対応で年中無休ですが、
おもに土曜日にサイトメンテナンスが入ることはあります。
内部振替のやり方
Exnessにログインして「マイアカウント」の口座メニューの「内部振替」から、あるいはマイページメインメニューの「出金」からでも資金移動するためのページにとべます。

内部振替は、出金申請ページと共通となっており、
「ご自身の口座へ」が選択されていることを確認して
「振替元口座」と「振替先口座」(MT4 / MT5口座番号)
送金額を指定して手続きを進めていきます。
確定のときに「ワンタイムパスワード認証(SMSメールのコードを入力)」を求められることあり。

内部振替の履歴の確認
あとから履歴を確認したい場合、マイページのメインメニュー「取引履歴」からいつでも確認できます。
出金・内部振替をした直後にも「取引履歴」ページに推移するか?の表示がでてきて結果を確認できます。
取引結果として「処理中」または「完了」の表示が、あるいは「拒否されました」の場合には別の方法を試すかサポートに問い合わせることをうながす表示がでます。
違う通貨建ての口座は通貨交換される
「違う通貨建ての口座から口座への資金移動」は移動先の通貨へと両替されます。
手数料はなしで、そのときのExnessの掲示した為替レートが表示されて、確認したあとに通貨交換されます。
KYC(本人確認)が未完了だと制限あり
クレジットカード、仮想通貨ウォレットなど一部の入出金と一定額(2,000USD)を超える資金移動はExnessの本人確認が認証されている状態でないと利用できません。
入金と出金は「同一経路」で
別の口座に「内部振替」をしたとしても入金手段と同じ方法で出金しなくてはいけないルール(クレカ入金分はクレカ出金など)は基本としてかわりません。

Exnessの「複数口座」
Exnessの「複数口座」の仕様についてです。
追加で口座開設することによって、それぞれ違う口座タイプでトレードしていくことができます。

口座設定は口座ごと
口座ごとに設定は独立しており、口座タイプ、口座通貨、最大レバレッジ、口座ニックネームなど、その取引口座ごとに設定します。
ひとつの口座でゼロカットされてもマイナス分をほかの口座から差し引かれてしまうことはありません。
1アカウントの口座開設数
いくつまで取引口座を持てるかは、MT4本取引口座100まで、MT4デモ口座100まで、MT5本取引口座100まで、MT5デモ口座100までの合計「400」までです。この取引口座数の制限はアーカイブされた取引口座を含みます。
MT4とMT5のリアル取引口座だけで200まで持てるので口座数で困ることはないはずです。
まとめ | 複数口座を使って戦略の幅を広げる
「複数口座」を保有して「内部振替」をしていくことによって、
- 一方に資金を温存しておく
- ボラのある通貨ペアごとに口座を分ける
- 長期用・短期用の金融商品ごとに口座を分ける
- 口座タイプやEAによって分ける
以上の使い分けが有効です。
くわえて、Exnessの独自の特徴である「レバレッジ無制限」「含み益を残して資金移動ができること」「スワップなし」「ゴールド、指数、豊富な仮想通貨ペアをトレードできること」を組み合わせて幅広い戦略をとっていけます。
レバレッジ無制限を使って含み益を残して資金移動をしていく戦略

スワップなしで株価指数を低レバでスイング運用していく▼
関連記事:【スワップフリー】Exnessのスワップフリーレベルを解説 | 対象通貨ペアの一覧
ゴールド、ビットコイン、ポンドなどボラのある通貨ペアはリスクあるので口座を分けておく▼
資金を温存しておく、口座タイプによって・EAによって使い分けるなど、Exnessで資金を守りながらも自分に合ったトレードを見つけていきましょう。